makkyについて

はじめに

 

こんにちは、本間真季(ほんま まき)と申します。
このページをお読みいただき誠にありがとうございます。

 

 

2021年7月に、海外から仕入れた1点物のヴィンテージ・(100年以上前に製造された)アンティーク商品を扱う古着のオンラインショップ「makky」を立ち上げました。

20244月富山県に実店舗をオープンしました。

 

補修
文化服装学院卒業、学生時代と仕事で服飾に携わってきた経験と技術を活かし、年代物のお洋服が当時作られた状態に戻すことを意識して、破れた衣服の補修、手入れをしてからお客様にご紹介しています。

手洗い
洗える衣服は、赤ちゃんの哺乳瓶も洗える無香料の洗剤を使用してひとつひとつ優しく手洗いをしています。

丈詰め
お客様の理想の着丈になる様丈詰めを無料で承っています。

 

 

 

makky」について長くなりますがご紹介させてください。

 

 

<価値あるものに触れていただきたい>

 

アンティーク・ヴィンテージともに世界中を探しても同じものが無い「一点もの」。makkyでは、下記のように定義しています。

 

「アンティーク」/ 製造されてから 100年以上 経過しているもの

「ヴィンテージ」/ 製造されてから 3099 経過しているもの 

 

 

時間を経て大切に扱われてきた服には固有の由来やストーリーがあり、魅力的な衣服は実際に手にとっていただくと、言葉にならない感動があります。当時の作り手の技術や想いが色褪せずに引き継がれています。 

 

昔の人の体型も衣服の素材も現代とは違います。袖を通して初めてわかるシルエットの発見や楽しさがあります。

 

 

<服を愛する>

 

服への愛があふれて服に携わる仕事していきたいと思ったのは高校に入ってすぐ。初めて自分用のミシンを買ってもらい、作成・デザインの勉強を始め古着への魅力に引き込まれていきました。

年代物の面白さに刺激を受け、念願の文化服装学院に入学・仕事を経て、ファッションの歴史、素材、パターン(型紙)、アイロンがけの大切さ、縫製と書ききれない多くのことを学びました。

 

気に入った服を着ていると気持ちが元気になったり、優しい気持ちになります。
ファッションを楽しむことは自身の気持ちを高めてくれること。
それが一点物だったら私にとってそれはお金に換えられないくらい大事なモノなのです。

だれかのお気に入りを提案できたらどんなに素晴らしいことだろう、
自身の感動を誰かの感動に繋げることができたらどんなに幸せだろう。

私は服を通じて感動を届けたい。 

 

<私ができることを最大限に活かす>

 

一番の強みはお裁縫ができることです。
お客様とお話をしながらお直し方法を決めます。
また、今までの経験を活かし、お直しの仕方を提案できます。

 

信頼してお直しを任せていただけること、大変ありがたく誇りに思っています。

 

仕入れ、洗濯、補修、着用モデル、撮影、店舗運営、お客様のもとへ発送まですべて行います。大事な衣服のことをお客様にお伝え出来るからです。

 

 

 

 

<無償で補修と丈詰めをする理由>

 

理由は、お客様に喜んでいただきたいから。
私が年代物の衣服に手を加える時に大事にしていることが2つあります。

 

(1)当時の作り手へのリスペクト

100年以上前に製造されたアンティークと呼ばれる衣服を多く扱っています。
アンティーク服の多くは当時の所有者に合わせて手作りされています。
一着を作成するのに掛けられている時間が長く、昔の人は一着を大事に直しながら代々大事に受け継がれていました。

もちろん新品のような完璧の状態ではなく、経年による汚れや劣化、穴や破れがあるものがほとんどです。

手入れを通して、衣服に触れながら作り手の優しい気持ちを感じます。
補修の跡もとても丁寧に直されており、手にとって温かみを感じます。
私はその思いを大事にしたい。

 

(2)補修はリメイクではなく当時作られた状態に戻す

リメイクをしてしまえば簡単なのかもしれません。ですが、昔の人が誰かを想って生地選び、デザイン、縫製、作り上げた作品です。
作り手の優しい気持ちと歴史を大事にしたいと思っています。
なるべく作られた状態に戻すことを意識しながら、納得のいく補修をします。

 

 

 

補修はとても時間がかかります。


そして誰もができることではありません。できる技術を持っていても面倒なこと、1着にそこまで時間をかけられない、様々な理由からここまで直している古着屋さんに私は出会ったことがありません。

だれかのために愛情と時間をかけてできる人は少ないと思います。
培ってきた自分の些細な技術はこのためにあり意味があることだと思っています。私の使命のように感じています。


私には息子が二人おり、息子たちが大きくなった時に今ある年代物の作品はどれだけ残っているのだろうと考えます。

 

素晴らしい作品を一つでも多くのこの世に残し、次世代に感動をつなげることが私の持ち続ける目標です。

私が感動をいただいたように。

 

<私にしかできない古着店づくり>

 

現在の店舗にも県外からわざわざ来てくれるお客様が多く嬉しく思っています。

実際にお客様と対面してお話しする中で、より確実にお客様の期待に応えられることに幸せを感じます。

私にできることを活かし、誠意をもって一点物の感動をお届けできたら幸いです。

実店舗を移転します。
2024年10月にOPEN予定。

 

metate

〒930-0347 富山県中新川郡上市町熊野町125

 

metate concept ---------------------------------------------------------------------------------

私を〝目立てる〟宿

 

剱岳の麓、富山県上市町。

 

metateと名付けたこの宿は

もともと鋸(ノコギリ)を作っていた建物です。

時代とともに鋸が売れなくなると、

目立て屋として上市町で最後まで残っていました。

目立てとは、鋸のつぶれてしまった〝目〟を鋭くすること。

 

隕石から作られた「流星刀」の原石は上市町で見つかりました。

〝目〟が鋭くなれば、路傍の石はさにあらず。

 

上市町でのんびりと過ごして

あなたの〝目〟を尖らせてください。


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実店舗をゲストハウスmetateの一画に移転いたします。
心地の良い空間で、お客様にとって感動のある一点物との出会いをお届けできたら幸いです。


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